まず、「あずきの一生」を発芽から収穫までの様子、あずきを育てるのに適した環境や、育てる際の苦労、育ち方など説明していただきました。実際にあずきがどのように実るか、現物も持ってきてくださり、子どもたちはさやから小豆を出してみました。
「すごい。1つのさやにいっぱい入っている。」
「これは虫が入っているよ。」
今回は、つぶあんとこしあんの違いの説明を聞いてから、こしあん作りの大切な部分、
「こす」
煮た小豆を濾して皮と中身「ゴ」に分離する。
「さらす」
分離した中身「ゴ」を水にさらし渋みを抜いていく。
「しぼる」
「ゴ」の水分をしぼる。
を実際にやってみました。
たくさんの工程を経て、やっとこしあんのもとになる「生餡」ができました。
「えー!煮たあずきからこれだけしか残らないの?」
授業の終わりには、特別に作ってきてくださったこしあんの大福がふるまわれました。子どもたちは大喜び。
日頃食べている食べ物がどのように作られているのか、どのように小豆が姿をかえて食べ物になるのか本当によくわかりましたね。楽しい体験授業を企画してくださった和菓子職人の方に感謝です。