コルマール補習校


1987年にコルマール日本語教育協会として発足し、1993年には日本国政府援助対象校として認定されました。現在は小学部・中学部・幼稚部(年中・年長)の子どもたちが活動しています。本校は、日本の学校同様に4月から新年度が始まります。年度途中での入校も受け付けておりますのでお問い合わせください。


日本の教科書を使って

〜国語と算数〜



本校では、日本の学習指導要領に基づいた学年ごとの授業を行っています。日本へ帰国した時にスムーズに日本の学校に編入できるように、また必ずしも帰国を前提としていない児童生徒が日本人としてのアイデンティティを築けるように、日本の教科書を使って各学年に応じた指導をしています。また、国語だけでなく在仏補習校にはめずらしい算数・数学の学習も行なっています。算数の文章題は、日本語の言い回しを学習するのに最適です。また、計算問題や図形、九九など、現地校の算数よりも早く習う単元も多いため、算数・数学が好きだ、得意だと感じている児童生徒が多いのも特徴です。


充実した幼児教育


小学部へスムーズに入学できることを目標に活動しています。季節に合わせた行事や歌にふれながら日本の文化を学んだり、運筆・ひらがな・数字など、小学1年生の学習の前段階の学習をしたりと、楽しく過ごしています。


設立趣旨


日本語の維持と向上の為、日本の幼稚園・小学校・中学校で実施される教科の一部の補習教育を行うことを目的とします。


授業概要


小中学部は年間およそ39回、幼稚部はおよそ34回の授業があります。小中学部は、文部科学省指定の日本の教科書を用いて、日本の小中学校に準拠した内容の国語、算数など基礎基本を習得するための授業を行っています。


授業曜日・講師


〈小中学部〉

  • 土曜日 
  • 午前9時から12時 
  • 常勤講師5名

〈幼稚部〉

  • 土曜日
  • 午前9時30分から11時30分
  • 常勤講師1名 


行事・学習発表会


授業以外にも入学式・卒業式等の式典や、七夕や運動会、書道や節分など日本の文化を体験できる行事も積極的に取り入れ、年度末には一年間を締めくくる学習発表会が行われます。