コロナによって補習校で行われていた様々な楽しい行事ができなくなる中、行事係さんによる秋のオンライン俳句会が行われました。
第1回から第3回まで、1ヶ月半に及ぶ長期間の募集期間で移り変わる季節を詠んだたくさんの俳句が生徒たちから集まりました。
秋真っ盛りのアルザス地方。ワイン街道の黄金の丘、ヴォージュの豊かな自然を子供たちの感性で俳句にしています。写真や絵をいっしょに送ってくれる子供達も。
子供達が送った俳句には先生方がコメントをしてくださり、子供たちは俳句を詠む楽しさに目覚めたようで…
連続して応募する生徒も複数人。俳句を難しく考えず、子供達は感じたことを素直に表現しています。
コメントする先生方も子供たちの感性や視点に感心や驚きをもって 暖かいメッセージを返してくださっています。
3回目の締切には季節が移り変わり、クリスマスの俳句や七五三の俳句が投稿されました。
アルザス地方は前回はコロナの影響でクリスマスマーケットが中止になりましたが、今回は開催されフランスの中でも特にクリスマスマーケットが有名な地域です。もみの木もプラスチックの物ではなく本物の木を切った物を家の中に飾りますのでこの時期は家の中がモミの木いい香りに包まれるます。また シナモンや生姜などのスパイスを使ったホットワインやお菓子もこの時期の風物詩。
そして今年はコロナの簡易検査も学校や親類が集まってパーティーをする前に定期的に検査しなければいけませんでした。 鼻に長い綿棒を刺してする検査、子供達には地獄だったようです‼︎笑
そんな季節のあれこれを子供達が俳句で表現してくれました。
企画してくださった行事係さんからひとこと。
「前代未聞の長丁場でしたが、親御さんも含め、生徒、先生も良くお付き合いくださったと感謝しております。皆の俳句を読んだわたしの感想は 『個性がでてる!』特に連続投稿の子の俳句にはその子独特の世界があるようで大変興味深かったです。」
生徒、保護者、先生方 補習校のみんなで作り上げた俳句会、日本の行事をなかなか経験できない子供達にとって素晴らしい経験になりました。
企画してくださった行事係さん、丁寧で愛情あふれるコメントをくださった先生方、ありがとうございます‼︎